中学部

学校紹介 [中学部]

小塩江中学校との交流会および共同学習

 12月5日(火)、今年度も、須賀川市立小塩江中学校との交流会が同校体育館で行われました。両校の生徒混合で3チームに分かれて「ジェスチャーリレー」や「風船運びリレー」、「文字並べゲーム」、「シャトル投げ」の4種目のレクレーション活動を行いました。各競技の場面では、話し合ってペアや順番を決めたり、協力して答えを考えたり、応援し合ったりしながら親睦を深めることができました。小塩江中の生徒たちの丁寧で親切な態度に、終始、あたたかな雰囲気を感じながら交流を深めることができました。交流の最後には素敵な手作りのメダルが全員に手渡されました。本校の生徒たちにとっても、小塩江中の生徒たちにとっても、相互に理解を深めることができた貴重な時間となりました。

「小・中学部水泳教室」

 7月20日(木)に小・中学部の水泳教室を西郷村民屋内プールで行いました。

 本校における水泳学習は、令和4年3月16日の福島県沖を震源とする地震により校舎が被災し、水治訓練室での水泳学習が行えない状況でした。

 小・中学部そろっての水泳学習を久しぶりに行うということで、子供たちは大喜びです。

 はじめに軽快な音楽に合わせてアクアビクスで体を十分に動かし、楽しく水に慣れることからはじめました。次に、顔を水につける練習やバタ足やクロールの手のかき方の練習では、何度も教師や友達と確認し合いながら取り組む姿が見られました。

 以前より泳げるようになったり、水に潜れるようになったりした児童生徒がおり、学部を越えて称賛し合う姿もありました。

 大きなプールで一人一人が十分に体を動かすことができた水泳教室になりました。

 西郷村民プール職員の皆様には、多大なる御配慮をいただきましてありがとうございました。

 

        

 

  

 

3学年校外学習

 5月2日(火)、3学年の生徒は福島市に行ってきました。朝、後輩や教師たちから盛大に見送られ、まずはスクールバスで須賀川駅へ。駅では、券売機で切符を一人一人が購入し、次は在来線に乗車し郡山駅へ。一度改札を出て、再び券売機の前へ。友達が見守る中、代表の生徒がガイダンスに従いながら券売機を操作し、郡山―福島間の往復乗車券・特急券を購入、その後それぞれが切符を2枚重ねて改札を通り、乗る新幹線の番線や号車を確認し、無事乗車することができました。

 福島駅に到着後は、東・西口のお店を見て買い物をしたり、レストランでそれぞれが注文し、昼食をとったりするなど、自分で考えながら行動することができました。

 初めての新幹線乗車、初めての福島市訪問という生徒もいましたが、教師の説明をよく聞いて、全員落ち着いて行動し、無事学校に到着することができました。今後はこの経験をもとに、今月24日からの修学旅行に向けて、さらに事前の学習を進めていきたいと思います。

弁論大会

1月27日(金)中学部弁論大会を実施しました。興味のあること、日頃感じていること、社会で話題になっていることなど、生徒それぞれがテーマを考えこの日に向けて原稿を作成しました。声の大きさや話す速度、間の取り方など、発表時に気を付ける点についても練習を重ねました。

当日は緊張感のある中、自分の思いが相手に伝わるようにと一生懸命に発表することができました。また弁論大会の準備をしていく中で、原稿を書くことの難しさや発表の大変さを一人一人が感じていたため、友達の発表も真剣に聞こうという気持ちが生まれたようです。友達の発表の良いところを見つけ、感想用紙にしっかりと記入することができました。お互いの理解をさらに深める機会となりました。

 

小塩江中学校との交流会及び共同学習

 12月6日(火)小雪がちらつく日、須賀川市立小塩江中学校との交流会が同校体育館で行われました。今回は、本校舎に残っている生徒とのリモートによる交流も同時に実施しました。

 近年は年1回の交流会ですが、生徒たちはこの日を心待ちにしていました。小塩江中学校の生徒さんたちは、生徒会を中心に本校生と楽しく交流ができるよう、沢山のゲームや小道具を用意してくれました。

 開会式後、赤・青・黄の3つのチームに分かれ、それぞれのグループ内で自己紹介をしていくうちに、互いの緊張感が徐々にほぐれていきました。最初の「噴火ゲーム」は、長い縦型の透明な筒の中に色とりどりの風船があり、筒の下から協力して団扇であおぎ、筒から風船を何個出したかを競うゲームでした。筒の途中で風船が詰まり、必死にあおいでもなかなか筒から出ず、知恵と体力を要するゲームでした。

 他にも「シャトル投げ」や「ジェスチャーゲーム」、「ボール運びリレー」も行いました。チーム毎に行った「ジェスチャーゲーム」では、後ろの人から先頭の人へとジェスチャーでつなげていくにつれ、いつの間にか動きが変わり、全く違うものに変わってしまう・・・といった予想外の場面も、和やかな空気を作りました。

 小塩江中の生徒たちは、皆優しく親切で、本校の生徒の名前を積極的に呼んでくれるなどの心配りのできる生徒たちばかりでした。お互いを理解し、認め合い、一層交流を深めることができました。

噴火ゲームリモートで交流している様子

小・中学部 秋桜祭

10月29日(土)にさわやかな青空の下、秋桜祭が行われました。今年度は、高等部・わかくさと会場は分かれての発表となりました。しかし、須賀川支援学校の皆の心は強い絆でつながっています。お互いの会場での成功を祈りながら、ステージ発表が始まりました。

小学部の発表は「ゆめ でんしゃでGO!」 お客様は、夢の電車に乗って子どもたちのがんばりと笑顔を楽しむ素敵な旅を心から満喫することができました。

中学部の発表は劇・合唱・ダンスの3幕構成の「輝け!はばたけ!ぼくらの願い」17人の力が1つになって素晴らしいステージを作り上げることができました。

お客様からの惜しみない拍手をいただき、最高の笑顔で秋桜祭を締めくくることができました。

児童生徒会役員選挙

9月21日に小中学部児童生徒会役員選挙が執り行われました。

立会演説会では、立候補者は緊張しながらも、よりよい学校生活に対する思いや考えを自分の言葉で力強く表明し、有権者である児童生徒も真剣に演説を聞いていました。

投票では、今年度も須賀川市の選挙管理委員会からお借りした記載台と投票箱を使用し、実際の選挙の雰囲気を味わいながらの粛々とした選挙となりました。

わかくさ学級では、病棟内での個別学習の中で、立候補者のあいさつを動画で視聴し、期日前投票を行いました。

    

中学部 秋桜祭 ステージ発表練習

 10月29日(土)の秋桜祭に向けて、中学部全学年の生徒が一丸になり、ステージ発表の練習に取り組んでいます。内容についてはネタバレになってしまうので、詳しくは未だお伝えできませんが、笑いあり涙ありの感動的なステージ発表となっております。当日をお楽しみに、今しばらくお待ちください。   

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1・2学年 宿泊学習

 9月27日(火)、28日(水)の二日間、宿泊学習で郡山自然の家に行ってきました。両日とも天気に恵まれ、自然の中でのびのびと活動することができました。1日目は、野外炊飯やオリエンテーリング、キャンプファイアーなどを行いました。夜のキャンプファイアーでは、燃え盛る火の前でイントロクイズやダンスをして楽しい時間を過ごしました。2日目は、万年カレンダーを作ったり、室内サーキットに挑戦したりしました。約束を守って、率先して活動に取り組み、仲間との楽しい思い出がたくさんできました。

中学部ボランティア活動(3学年)

9月28日(水)、中学部の3年生4名で校門から駐車場内の草むしりをしました。

天候にも恵まれた中、学校をきれいにしようと集中して草むしりに取り組みました。アスファルトやインターロッキングの間から生えてくる小さな雑草を抜くのには、指先に力も入りました。短い時間でしたが、すっきりときれいな敷地になりました。

高齢者福祉施設訪問交流

7月7日(木)、いわせ老人福祉センターディサービスの利用者さんたちと交流を行いました。コロナ禍の中、今年もオンラインでの交流となりました。

この日のために、生徒全員それぞれの願いを込めた短冊を書き、さらに各学年で役割分担をして笹飾りを作ったり、出題するクイズやジェスチャーゲームを考えたりするなど、2週間準備を重ねてきました。

当日は、モニター越しの交流になりましたが、生徒会長の司会で進め、副会長の始まりのあいさつの後、学年毎一人ずつモニター画面に向かって自己紹介をしました。

前半は、2学年によるクイズの難問にも利用者さんは正解を連発、さらには3学年のジェスチャーゲームでも長年の経験からか次々に回答が飛び出し、大いに盛り上がりました。

後半は、いわせディサービスさんと「シャボン玉」を一緒に歌い、体操をしました。最後に、きれいに飾った笹飾りをプレゼントし、生徒3名から交流の感想と、いわせディサービス利用者さんの代表の方からも、今日の交流を楽しみに待っていたと温かいお言葉をいただきました。短い時間ではありましたが、事後学習ではいわせディサービス利用者さんたちへのお礼の手紙を書きました。生徒たちは「緊張したけど楽しかった」「来年も交流をやりたい」「長生きしてほしい」といった意見と感想も出ました。来年は対面で交流できることを楽しみにしています。

2年生のクイズ

3年生のジェスチャーゲーム

いわせデイサービス利用者さんたちの「シャボン玉」の歌に合わせて体操をしました。

 

 

2学年校外学習

6月24日(金)、2学年は岩瀬牧場に行ってきました。この日に向けて、生徒たちは電車の乗り方や牧場で体験できる内容について学習してきました。須賀川駅では、電車の案内板を見ながら切符を購入し、時間通りに電車に乗って鏡石駅まで行くことができました。岩瀬牧場では、動物にえさをあげたり、バターづくりを体験したり、歴史資料館で岩瀬牧場の歴史について学んだりと、友達や教師と一緒に楽しみました。今後はこの経験をもとに、来年の修学旅行に向けて、より友達同士の仲を深め、集団行動をすることや公共機関の利用の仕方などの学習を深めていきたいと思います。

小・中学部交通安全教室

 4月20日(水)に小・中学部交通安全教室を実施しました。体験活動では、実際に車の運転席に座って運転席側からの見え方を知り、死角となる箇所の確認をすることができました。また、学校近くのイオンタウン須賀川前交差点で安全な横断歩道の渡り方について学びました。活動の最後に、交通安全クイズを通して学習の振り返りを行ったり、須賀川市警察署の方から講評を頂いたりしながら交通ルールを守ることへの意識を高めることができました。

 

中学部対面式

中学部では10名の新入生を迎えてのスタートとなりました。4月11日(月)に対面式を行い、緊張気味の1年生をあたたかく迎えました。2年生と3年生が力を合わせて会をすすめ、レクリエーションのサイコロゲームでは自己紹介をしました。お互いの緊張も少しずつほぐれてきて、笑顔も多く見られた対面式となりました。中学部21名、笑顔でスタートです!

中学部卒業生を送る会

3月11日(金)中学部の「卒業生を送る会」が開催されました。

3年生のためにと1、2年生は、この日の為に協力して準備を進めてきました。

プレゼントは2年生からはポケットティッシュケース、1年生からは写真立てでした。どちらも心を込めて作った素晴らしい作品です。3年生からも卒業制作として、オリジナルのカレンダーが贈呈されました。月ごとに先輩からの嬉しいメッセージが書かれている特別なものです。

 レクリエーションでは、1年生、2年生、3年生、先生の4チームに分かれての大喜利大会を行いました。3年生の懐かしの写真を題材に、思い切った大喜利やセンスあふれる大喜利に会場は爆笑の渦に包まれました。

 最後の3年生一人ひとりからの心温まる言葉に、胸が熱くなった中学部のみんなでした。

 

弁論大会

 1月28日(金)、中学部弁論大会を行いました。この日に向けて、生徒たちは興味・関心のあることや自分の好きなことなどについて時間をかけて文章にまとめました。「どんなふうに表現したら相手に伝わるだろう。」「文章のつながりは不自然になっていないかな。」など、伝える相手を意識しながら発表する原稿を考えることができました。

 当日は程よい緊張感の中、友達のことやお世話になった先生のこと、自分の好きなアニメのことなど、生徒それぞれが様々なテーマで発表しました。どれも個性が光る発表となりました。

 また、友達の発表を真剣に聞く様子も見られました。友達が普段どんなことを考えているのかについて改めて知り、お互いの理解をさらに深めることができました。

     

ボランティア活動

1月26日(水)、中学部でボランティア活動を行いました。

はじめに、ボランティア活動について学習しました。語源をたどると、「自分から、喜んで行う」という意味があること、環境や福祉、災害などいくつかの分野があることなどを学びました。

その後、外に出て学校周辺のごみ拾いを行いました。20分程度の活動時間でしたが、ペットボトルや空きビン、紙くずなど、生徒たちの予想以上に多くのごみが落ちていて驚きました。。また、よく見てごみを探すなど意欲的に活動する姿が見られました。学校に戻ると、3年生が進んでごみの仕分けや片づけをしてくれました。寒い日が多い今年の冬ですが、この日は比較的暖かく、元気に活動することができました。

  

中学部校外学習「白河小峰城跡・歴史館、だるまランド」

  12月21日(火)に、校舎中学部では白河市の白河小峰城跡や歴史館、だるまランドに行ってきました。

小峰城跡の見学では、ボランティアガイドさんに石垣の特徴や、映画の撮影場所になったことなどを教えていただきながら見学し、三重櫓では実際に上の階まで上り、石落としなどの敵を撃退する櫓の工夫について学びました。また、歴史館では、小峰城の築城から戊辰戦争で落城するまでの流れや、VRシアターで小峰城の全貌について知ることができ、生徒たち一人一人が小峰城の歴史について積極的に学ぼうとする姿が見られました。だるまランドでは、伝統的工芸品である白河だるまの絵付けを見学し、実際に絵付けに挑戦しました。自分だけのだるまのデザインを考え、集中して絵付けに取り組み、オリジナルのだるまを完成させることができました。地域の文化や歴史について初めて見て知ることも多く、沢山の発見があった校外学習となりました。

 

 

 

小塩江中学校との交流及び共同学習

 12月7日(火)小塩江中学校との交流及び共同学習が行われました。昨年度につづき、小塩江中学校が会場でした。開会式の後、グループごとに自己紹介をしました。緊張しながらも、名前や好きなことを話す様子が見られました。

 交流ゲームは、はじめにうちわで洗濯ばさみやビー玉などをすくう「洗濯ばさみすくい」を行いました。上手にすくっている生徒を見て歓声や応援の声が上がりました。「ジェスチャーリレー」では、「ソフトボール」「卓球」などのお題を、学校を越えて協力し合い、伝えようとする姿が見られました。最後は「缶つりゲーム」で盛り上がり、楽しく交流タイムをしめくくりました。

 閉会式のあとバスに乗るまでの間、小塩江中学校のみなさんは手を振り続けてくれ、本校の生徒も「また来年!」と応じました。短い時間ではありましたが、充実した交流会となりました。

令和3年度 校内実習・職場体験活動 報告会

 12月8日(水)に本校会議室にて、校内実習と職場体験の報告会を行いました。実習や体験で頑張ったことや学んだこと、これからの生活で心がけたいことなどを発表しました。

 校内実習の報告では、仕上がった製品を披露し、5日間の仕事の成果を、自信をもって発表することができました。職場体験の報告では、「品出しの仕事は集中力と体力が必要だとわかった。」「立ち仕事が大変だったので、もっと体力をつけたい。」など多くの感想が聞かれました。それぞれの生徒が、実際に働いてみて実感したことから、課題を見つけることができました。体験で学んだことを共有することができ、とても有意義な報告会となりました。

中学部 校内実習・職場体験活動

「中学部 校内実習」

 11月29日(月)~12月3日(金)の5日間、1・2・3年2組の生徒3名は校内実習に参加しました。登校から下校まで一日の殆どを木工室で過ごし、保護者や先生方からの注文製品(アイロンビーズのペン立て作り、刺し子製品、パッチワーク製品)の製作をしました。

登校後、出勤簿にシールをはり、着替え、ラジオ体操と朝礼をおこない、エプロンに着替え、今日取り組む内容や個別の目標を確認し、1コマ約90分の実習を3コマ取組みました。  

休憩時間では、お茶を飲みながらおしゃべりなどでリフレッシュし、お昼はお母さん手作りのおいしいお弁当を食べ、普段の作業学習とはまた違った雰囲気の中でも、生徒たちは黙々と製品作りに取り組んでいました。

 

校内実習頑張ろう会」では教頭先生から、実習中の心得等をお聞きしました。

パッチワークのピースを縫い合わせる。

アイロンビーズを指先でプレートにはめる。

刺し子の裏、刺し終わりの始末をする。

 

「令和3年度 職場体験活動」

11月30日(火)、12月1日(水)に職場体験活動を実施しました。

いちい、ダイユーエイト、ユニクロ、須賀川図書館、パン屋、アビリティーズジャスコなどたくさんの企業や事業所のご協力をいただきました。普段は見ることができない店のバックヤードで仕事をし、新鮮な体験ができた一方、重いものを運んだり、長時間の立ち仕事や接客を経験したりするなど、働くことの大変さについても触れる機会になりました。それぞれの生徒にとって今回の体験が働くことについて考えるきっかけになりました。

中学部 宿泊学習

 11月4日(木)、5日(金)の二日間、宿泊学習で那須甲子青少年自然の家へ行ってきました。天気にも恵まれ、自然を感じたり、友達と一緒に過ごしたりしながら、元気に二日間の活動に取り組むことができました。集団での活動を意識し約束を守り、自分でできることは自分で行うことができました。自ら率先して活動の準備や片付けを行う姿も見られ、それぞれの活動もとても意欲的に行いました。仲間との楽しい思い出がたくさんできました。

   

「食事                「なすかしチャレラン

感染症対策をしながら食事をしました」 割り箸をペットボトルに入れるゲーム」

 

    

「オリエンテーリング         「オリエンテーリング

    これから出発!」           写真の物をみつけます」 

 

    

「キャンプファイヤーの準備     「キャンプファイヤー

     うまく積めるかな」      みんなで焚火を囲んで眺めました」

     

「キャンプファイヤー          「クラフト活動

     レクリエーション」        キーホルダーの作成」

 

  

「震災を学ぶ活動            「部屋の清掃」

 リモートで震災の時の須賀川市や

 藤沼湖の話を聞きました。」  

      

 

小・中学部 児童生徒会役員選挙

 9月28日(火)、児童生徒会役員選挙がありました。

会長に1名、副会長に2名が立候補し、活発な選挙となりました。

立会演説会では、「自分にできることを、精一杯頑張りたい。」など、立候補者は自分の思いや考えを堂々と伝え、有権者である児童生徒も立候補者の話を真剣に聞いていました。

 投票では、今年度も須賀川市の選挙管理委員会からお借りした記載台と投票箱を使用して、実際の選挙に近い体験をしながら投票しました。わかくさ学級は、ベッドサイドでの授業時間に動画で立候補者のあいさつを見て、期日前投票を行いました。

高齢者福祉施設訪問(オンラインでの交流会)

6月30日(水)に、いわせ生きがいデイサービスを利用している方々と、オンラインでの交流会を行いました。はじめに、利用者の方々が行っているリズム体操を体験しました。その後、生徒から「スポーツなぞなぞ」を出しました。「犬が銅メダルをもらうスポーツはな~んだ?」「矢を9本集めてやるスポーツはな~んだ?」とよく聞こえるように話そうとする生徒たち。利用者の方が正解すると、大きな拍手がおこりました。次に行ったジェスチャーゲームでは、伝わるように協力してジェスチャーをする姿が見られました。最後に、利用者の方々にサプライズのプレゼントとしていた、生徒たちからの七夕飾りと短冊が登場。歓声を上げる利用者の方々に「ありがとう。さようなら。」と手を振り、会をしめくくりました。交流活動をとおして、お互いに思いやる気持ちや協力することの大切さを学びながら、楽しい時間を過ごすことができました。

令和3年度 先輩の話を聞く会

 昨年度中学部を卒業し、本校の高等部に進学した先輩2名を講師にお招きし、「先輩の話を聞く会」を行いました。高等部での生活や学習、中学部と高等部で変わったこと、受験のことなど、貴重な話を聴くことができました。身近なようで、普段はなかなか一緒に活動する機会が少ない高等部ですが、今回の会をきっかけに、高等部について知り、高等部での生活や学習、進学することについて具体的なイメージをもつことができました。

  
 
 
 
 
 
 

小・中学部 児童生徒総会

5月12日(水)、小学部4年生以上、中学部全学年の児童生徒で、児童生徒総会を行いました。

 児童生徒会役員の進行のもと、児童生徒会組織を確認し、決算報告や予算案、会則の改正について、審議を行いました。

 また、委員会活動について、活動する意義や目的を確認し、各委員会について説明を聞き、活動内容を知ることができました。

 委員会編制後、計画に沿って活動し、2月には委員活動報告会を行います。

小・中学部 交通安全教室

 4月22日(木)に交通安全教室を実施しました。体験活動の前半は、車の運転席に乗り、運転席からの見え方や車の死角について体験しました。後半には、学校からイオンタウン須賀川前交差点までの道のりを歩き、道路の危険な箇所を確認したり、道路の横断の仕方を学んだりしました。

 学校に戻った後は、交通安全クイズを通して活動を振り返り、須賀川警察署の方から講評をいただき、安全な歩行の仕方について学ぶことができました。

令和3年度中学部対面式

 中学部では7名の新転入生を迎え、4月9日(金)に対面式を行いました。1年生は緊張した面持ちでしたが、サイコロゲームなどで自己紹介をしたり、友達の好きなことを聞いたりしていくうちに、好きなものの共通点が見つかり、話をするきっかけになりました。和やかな雰囲気で会が進み、緊張も少しずつほぐれてきて、笑顔も多く見られた対面式となりました。

 今年度は14名の生徒と共に、元気にスタートです!

 

 

 

卒業生を送る会

3月11日(木)中学部では卒業生を送る会を開催しました。

お世話になった3年生に喜んでもらおうと、1、2年生で協力して準備してきた送る会。

心を込めて作ったプレゼントに3年生はとても喜んでくれました。3年生からも卒業制作として、ティッシュボックスケースを各教室にいただきました。

 レクリエーションでは、コロナ禍に最適なジェスチャーゲーム。3年生をキャプテンにチームを組み、対抗戦をしました。2人ペアになり、オリジナリティあふれるジェスチャーに大いに盛り上がりました!

 思い出のスライドで3年間を懐かしんだ送る会。3年生には、新しい環境で自分らしく頑張ってほしいと思います。

中学部弁論大会

 1月29日(金)の中学部の弁論大会では、自分が今一番伝えたいことを文章にして発表しました。去年からこの日のために、こつこつと準備や練習を重ねてきました。

 国民的大ヒットになった「鬼滅の刃」や社会的問題にもなっている「プラスチックゴミ問題」「友人」「ペット」など、そのテーマは多岐にわたりました。

 自分の考えや想いを、皆の前で堂々と伝えることができました。また、友達の発表を聞くことで、新たな発見やそれぞれ努力したことなどを知ることができました。

  

令和2年度 福祉出前講座

校舎内中学部では、12月22日、須賀川市社会福祉協議会の伊藤さん、白坂さんを講師にお招きし、「福祉出前講座」を行いました。今回は、「車いすのしくみと介助のしかた」について「自走式」と「介助式」の車いすを持ってきてくださり、車いすはどのような方が利用するのか、それぞれの車いすの特徴やしくみについて講話をいただきました。その後、生徒たちは車いすに乗る人、介助する人とに分かれ、役割を交替し講師のアドバイスを受けながら活動しました。段差のあるコーナーでは、数センチの段差でも車いすを介助するには、想像以上の力が必要であることを体感しました。足の不自由な方や高齢者、車いすを必要とする障がいのある方の気もちと介助者としての心構え、声かけのタイミングなども学び、互いに優しく声をかけ合うなどの姿が見られました。短い時間でしたが、生徒たちにとって有意義な時間を過ごすことができました。

 

小・中学部校外学習「大安場史跡公園」

12月17日(木)に、校舎中学部では郡山市の大安場史跡公園に行ってきました。ガイダンス施設内では、大安場古墳の発見までの短編映画を鑑賞後、展示室の土器などを見学。発掘された土器で、完全な形でなく小さなかけらでも、他に見られない珍しく希少価値のあるものは重要文化財に指定されることも学びました。また、体験活動の「土器の拓本作り」と「石器で切り絵」では、指導員の方の話をよく聞き、集中して活動に取り組む姿が見られました。墨の付け加減や小さな石器(黒曜石・頁岩)で紙を切ることの難しさを感じながらも、作品を完成させることができ、みんな満足気でした。屋外施設では、東北地方最大という”前方後方墳”に登り、実際の大きさや高さに驚嘆していました。翌日の事後学習では、写真を見たり体験活動の作品を鑑賞したりしながら、校外学習を振り返りました。「土器にドキドキ!」「古墳にコーフン!」、歴史についての関心を深め、縄文人への想いを馳せることができた楽しい校外学習となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中学部職場体験活動・校内実習報告会

 12月9日(水)に職場体験活動と校内実習の報告会を行いました。校内実習の報告では、出来高表を提示しながら1週間の実習でがんばったことを発表しました。職場体験活動の報告では、「緊張したけど楽しかった。」「笑顔を大切にすることがわかった。」「店の裏方の仕事が分かった。」など、体験中に感じたことを振り返り、一人一人発表することができました。報告会を通して、進路について改めて考える機会となりました。

中学部校内実習

 中学部1・2・3年2組の3名は、11月30日(月)~12月4日(金)の5日間、校内実習を行いました。保護者の方や教員から注文を受け、アイロンビーズ製のペン立て作りを行いました。「時間を守る。」「言葉遣いに気を付ける。」「身だしなみに気を付ける。」「あいさつ・返事・報告をする。」等の目標を立てて臨み、普段の作業学習よりも長い時間でしたが、目標を意識して自分から取り組むことができました。

中学部職場体験学習

 11月24日(火)から25日(水)の期間に中学1年生から3年生の10名は地域の企業や公共施設等で職場体験を行いました。実際に職場での仕事を体験することで働くことの大変さを感じるとともに、普段の学校生活とは違った楽しさや仕事の裏側を知る機会となりました。体験後は「笑顔でいることの大切さがわかった。」「アルバイトをしてみたい。」等と感想が出ており、働くことに対するイメージや自分の進路について考える貴重な機会となりました。

中学部 小塩江中学校との交流及び共同学習

12月8日(火)に小塩江中学校を訪問し、グループに分かれてゲームをして交流しました。「新聞ぽん」では、投げる順番を相談してから、ゲームがスタートしました。自分のチームの箱に入らず、苦戦する生徒もいましたが、小塩江中学校の生徒と協力しながら、頑張ることができました。「ジェスチャーリレー」では、お題をもとにグループそれぞれが個性あふれる動きをして、盛り上がりました。「〇×クイズ」や「私は誰でしょうクイズ」では、話し合ったり、考えを共有したりして正解を導くことができました。ゲームに取り組む中で、緊張がほぐれ、楽しい時間を共有することができました。

中学部 修学旅行

 11月12日(木)~13日(金)に、校舎中学部3年生6名はいわき方面に修学旅行に行ってきました。

 初日の「石炭化石館ほるる」では、古代の生き物の化石を見たり触れたりしながら、生物の進化について学習を深めました。昔の人々の生活や常磐炭鉱の歴史も学び、現代のエネルギー問題などにも関心をもつことができました。また、「スパリゾートハワイアンズ」では、常磐炭鉱閉山後のいわき市の地域おこしや発展の経緯について知ったり、本格的なダンサーのフラダンスショーやファイヤーショーを見たりと、貴重な経験をすることができました。男子生徒はたくさんの大きなプールやスライダーを楽しみ、女子生徒はハワイ雑貨やインテリアのお店を一緒に見て歩き、友達同士の交流も深めることができました。

 2日目の「アクアマリンふくしま」では、貴重な生き物たちを間近に見たり、家族へのお土産を買ったりとそれぞれ楽しむことができました。昼食は教師と相談しながら生徒たち自身で考えて選び、いわきの海鮮やオムライスやパスタなど、思い思いにおいしいものを食べることができました。

 新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、日程や内容など当初の予定とは変更になった修学旅行でしたが、2日間とも天候にも恵まれ、6人全員で参加することができ、楽しい思い出を作ってくることができました。

 

小・中学部 児童生徒会役員改選選挙

9月23日(水)、小学部4年生以上、中学部全学年の児童生徒で、児童生徒会役員改選選挙を行いました。

今年度は会長職へ1名、副会長職へ2名立候補し、活発な選挙戦となりました。立候補者は、立会演説会で「元気なあいさつをして、明るい須賀川支援学校にしたい。」など、自分の考えを堂々と述べていました。

今年度も、須賀川市の選挙管理委員会から、選挙で実際に使用する記載台と投票箱をお借りしました。演説後の投票では、選挙管理委員会の生徒から投票用紙を受け取り、記載台で記入した後、投票箱に入れるという、本物の選挙に近い体験をすることができました。

中学部宿泊学習

 9月17日(木)~18日(金)の2日間、中学部1、2年生が磐梯青少年交流の家で宿泊学習を行いました。両日とも、晴天に恵まれました。

 1日目は雄大な自然の中で、オリエンテーリングを行いました。夜はキャンプファイヤーを行い、イントロゲームやダンスでとても楽しい時間を過ごすことができました。 2日目は野外炊飯を行いました。今回は初めてのメニュー「焼肉」でした。火を点けたり、薪でご飯を炊いたりと普段の生活とは違う体験ができました。大自然の中で逞しく成長しました。

 

 

「水泳教室」

 小中学部の水泳教室は7月10日(金)と9月1日(火)の2日間、鏡石町民プール「すいすい」で行いました。

 1回目、2回目と回が進むにつれ、水に慣れ、個々の目標に向けた学習ができました。バタ足やクロールの手のかき方の練習では、何度も友達と確認し合いながら取り組む姿が見られました。以前より泳げるようになった児童生徒もおり、学部を越えて競争する姿もありました。また、流れるプールでは、大きなフロートマットに乗り、水をかけ合いながら鬼ごっこを楽しみました。

大きなプールで一人一人が十分に体を動かすことができた水泳教室になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

対面式

 4月10日(金)3校時に体育館で中学部の新入生と在校生の対面式が行われました。

2・3年生は、新入生を迎え入れるため、4月8日(水)の5・6校時に招待状や飾りづくりに取り組みました。新たな仲間を迎え入れるため、一人一人の役割に責任をもち、丁寧に制作活動に取り組むことができました。

 対面式当日は、自己紹介やさいころゲームを行いました。さいころに書かれている「特技」「みんなに一言」等の中から、出た目の質問事項を、一人ずつ紹介していきました。中学部の仲間たちの新たな一面を知る機会となり、新入生と在校生の交流を深めることができました。

 

小・中学部校外学習「まほろんへ行こう」

 12月18日(木)に校舎の小学部と中学部合同で白河市にある福島県文化財センター白河館「まほろん」へ行ってきました。学校へ来てくれる「おでかけまほろん」は何度か体験した生徒もいましたが、ほとんどの児童生徒たちははじめて「まほろん」へ行きました。最初に館内を見学しながら学芸員の方から縄文時代などの昔の生活について説明していただいた後、「ミニはにわづくり」と「火おこし」の体験をさせていただきました。

 「はにわづくり」では、腕や鼻を取り付けるのに苦労しながらも一人一人、表情の違う個性的な「はにわ」を作って持ち帰ることができました。また、「火おこし」体験では、友達と協力しながら挑戦し、火をつけることに成功した人もいました。「まほろん」の職員から昔の生活で使った道具についての話も聞くことができ、学校ではなかなか体験できない活動を楽しみながら学ぶことができました。