カテゴリ:行事
校外学習(コミュタン福島)
梅雨晴れの6月25日(金)、小学部5学年児童が、三春町にある福島県環境創造センター「コミュタン福島」へ校外学習に行ってきました。スタッフの方に案内していただきながら、展示見学や実験、シアター鑑賞などを体験してきました。
体験学習では、水をきれいにする仕組みについて、3つの実験を通して学習しました。泥水が腐葉土、礫、砂を通してきれいになる濾過の実験では、注いだ泥水がペットボトル内のそれぞれの層を通過して透明になっていく様子を注意深く観察するとともに、身近な山が濾過及び貯水の役割を果たしていることも学ぶことができました。
次に、展示ブースの放射線ラボでは、放射線について教えていただきました。目には見えない放射線が飛ぶ様子を、特殊な装置を使って観察しました。放射線の種類によって性質や形の違うことを教えていただき、それぞれの放射線を見つけることができました。児童は、実際に自分の身の回りにそれらの放射線があるということに驚きながら観察していました。また、ゴミの分別方法についても、ゲームを通して楽しく学ぶことができました。また、施設内各所には、展示内容に関する情報サイトにリンクするためのQRコードが掲示されており、児童はそれらをiPadで読み取りながら、意欲的に見学することができました。
環境創造シアターでは、放射線や、福島の四季の自然や祭りなどの様子、震災後の復興をテーマとした番組を鑑賞しました。365度全方向から飛び込んでくる映像と音声。その臨場感と迫力に児童は圧倒された様子でした。
驚きと気付きがたくさんあった、有意義な校外学習となりました。今後の学習や生活に生かしていきたいと思います。
丁寧に案内や説明をしてくださったコミュタン福島のスタッフの皆さん、ありがとうございました!
小学部 修学旅行
11月20日(金)に小学部の修学旅行で、会津若松市へ行って来ました。小学6年生の児童が会津の歴史や文化を学習しました。
最初は、飯盛山へ行き、白虎隊について学習しました。白虎隊が自分と近い年齢であることについて、「自分は戦いには行けないと思う。」と、若い隊士達に思いを馳せながら、お墓の前で手を合わせていました。また、「自刃の地」からは遠くに見える鶴ヶ城を見ることができ、「この距離なら燃えていると勘違いしてもおかしくないね。」と納得していました。
「さざえ堂」も見学し、不思議な構造にびっくりして、「どうなっているの!?」と、興味津々に建物の中を歩いたり、外から眺めたりしていました。
飯盛山の見学後は、「民芸の館松良」さんへ行き、「白虎刀の絵付け体験」をしました。自分で考えたデザインを基に、真剣に色を塗る姿が見られました。刀の出来には大満足で、「世界で一つだけの自分の刀」に大興奮でした。
昼食は、大盛りの蕎麦と、会津の名物「ソースかつ丼」を初めて食べ、「おいしい!」と笑顔が見られました。
昼食後は、路線バス「あかべえ」に乗って鶴ヶ城へ向かいました。鶴ヶ城では、「敵から攻められないために、どのような工夫がされているのか。」を考えながら見学しました。高い城壁や、城の周りの堀などに自分で気づくことができました。天守閣からの見晴らしのよい眺めに、「すごいね!高いね!」と感動したり、「飯盛山はどこかな?」と積極的に探したりすることができました。
最後は、家族やお友達へのお土産を購入し、大満足の一日となりました。少し傘をさして歩いた時間もありましたが、前半は天気ももち、赤く色づいた紅葉などもとてもきれいで、よい旅となりました。
修学旅行を通して、普段学ぶことのできない貴重な体験をすることができました。この経験を、今後の生活に生かしていきたいと思います。