小学部

学校紹介 [小学部]

「豆まき会」

 小学部では2月3日(木)、「豆まき会」を行いました。節分のお話では、鬼が苦手な物のクイズを行いました。問題が出るとすぐに手が挙がり、「豆」に「ヒイラギ」に「イワシ」と自信を持って答える児童の様子が見られました。また、節分や立春についてカレンダーで確認して、この時期が1年の中でも大きな節目であることも学びました。最後にコロナ禍である今、早くこの状況が改善されることを祈りながら豆まきの歌をみんなで歌って会を終わりました。

お楽しみ会

 小学部では、12月16日(木)に、お楽しみ会を行いました。毎年、阿武隈小学校の特別支援学級のみなさんが来校し一緒に行っていましたが、今年度は昨年度に引き続き、感染症対策のため、本校の児童のみで行いました。

 阿武隈小学校のみなさんには、児童たちがクリスマスの飾りを協力して制作し、お届けしました。阿武隈小学校のみなさんからは、クリスマスカードや、バーバリウムを頂きました。児童たちからは、「すてき!」「来年は、会えるといいね。」と言う声が聞かれました。

 お楽しみ会では、それぞれの学級で、出し物を準備し、みんなの前で披露しました。1年生は、「ダッシュコンサート」、5年生は「かんつみゲーム」、6年生は「スリーヒントクイズ」でした。趣向を凝らした出し物に、大いに盛り上がり、児童たちの笑顔と笑い声で会場がいっぱいになりました。

 クイズの後は、みんなで「ジングルベル」を歌いました。歌い終わると、どこからか鈴の音が聞こえ、サンタクロースとトナカイがやってきてくれました。一人ずつサンタクロースからプレゼントをもらい、児童たちは大喜びでした。

 大満足の楽しい会となりました。

 来年こそは、阿武隈小学校のみなさんと一緒にできることを願っています。

   

 

   

小学部 校外学習「図書館へ行こう」

 12月3日(金)に小学部の児童3名が校外学習で須賀川市民交流センター「tette」内にある中央図書館へ行ってきました。

 はじめに、司書の方から絵本の読み聞かせをしていただきました。また、色や形、旬の季節をヒントに果物の名前を当てるクイズをだしていただきました。はじめは緊張していた児童ですが、クイズでは、「はい。イチゴ。」と元気に答え、手作りの仕掛け果物を見たり、触ったりしながら楽しい時間を過ごすことができました。

 司書の方への質問コーナーでは、一人一人質問し、丁寧にお答えいただきました。その中で、蔵書の本を一日に一冊読み続けても、何百年もかかるという話を伺い、全員が驚きの声をあげました。

 館内では、それぞれに好きな本を手に取って読んだり、司書の方から伺ったおすすめの本を探したりしながら、それぞれお気に入りの本をたくさん見つけて借りることができました。帰校する時間が近いことを伝えると、「ちょっとまって。」とまだまだ時間が足りないという声が聞かれました。

 学校に着くと早速、友達と借りた本を見せ合ったり、自分で読んだり、教師に読み聞かせをしてもらったりして楽しみました。

 校外学習を通して、本の楽しさや面白さを改めて感じるとともに、公共施設の使い方、公共の場でのマナーや約束を確認して活動することができました。

 須賀川中央図書館のみなさん、お忙しい中読み聞かせや丁寧な案内をしていただきありがとうございました。

                 

 

 

 

 

 

 

 

「運動会」

 小学部の運動会は、年度当初、6月に計画していましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため延期し、11月26日(金)に行いました。昨年度と同様に、競技数を減らす等、規模を縮小して、授業の中で行いました。校舎内学級の児童3名と、リモートで訪問学級の児童1名が参加しました。わかくさ学級の児童は、感染症対策のため参加はできませんでしたが、「応援ビデオ」を作成し、運動会を盛り上げてくれました。

 個人競技では、校舎内学級の児童は、ハードルなどの障害物を越えて進み、ボールをゴールに向かって蹴ったり、訪問学級の児童は、教師とボールでやり取りをしたりしながら、ゴールを目指しました。最後まで力強く走ったり、教師とのやり取りを楽しみながら参加したりする姿が見られました。

 親子競技では、お父さんやお母さんとペアになり、「はらぺこあおむし」の旗をもって、布の下を通り抜けたり、三角コーンの周りを回ったりと、協力して進みました。最後には、親子でメダルを掛け合い、記念撮影をしました。息の合った姿に歓声が沸き上がりました。

 また、児童たちは、はじめの言葉や終わりの言葉、ラジオ体操などの役割にも進んで取り組みました。また、高学年の児童は、学習の中で身に付けたICTの技術を活用してプログラムを作成したり、運動会終了後の後片付けを進んで行ったりしました。

 今年の運動会のスローガンである「みんなでゴー! たのしくゴー! えがおでゴー!」のとおり、みんなで楽しく、笑顔がいっぱいのよい運動会となりました。

 ご家族の皆様には競技にご参加いただき、ありがとうございました。温かいご声援に児童たちは最後まで自分の力を発揮し、頑張ることができました。

   

   

「修学旅行」

 11月11日(木)に小学部6年生1名が那須方面に修学旅行に行ってきました。お天気にも恵まれ、お友達や多くの先生方に見送られながら笑顔で出発しました。移動は、感染症対策として、スクールバスを利用しました。

 はじめに、「那須オルゴール美術館」に行きました。世界各国のオルゴールが100点以上展示されていました。児童は、今まで見たこともない様々なオルゴールとその仕組みに驚いていました。特に、オーケストラ方式のオルゴールに興味津々で、立ち止まってよく見ていました。また、迫力あるオルゴールの演奏を楽しむことができました。「オルゴール教室」では、1000種類以上のパーツの中から、好きなパーツを選び、飾りつけ、自分だけのオルゴールを作りました。曲は、大好きな「いつでも何度でも」を選び、素敵なオルゴールが完成しました。

  次に、「お菓子の城ハートランド」で、家族やお友達へのお土産を購入しました。

 感染症予防のため、日頃、外出することも少ない中でしたが、修学旅行を楽しみに事前学習に取り組んだり、感染症対策を講じながら修学旅行に期待感をもち、参加したりと、貴重な体験をすることができました。修学旅行に参加できたことは、これからの活動への自信となりました。学習したことは、今後の生活にも生かしていきたいと思います。

  

 

   

 

 

小学部親子食育教室

 10月6日(水)、小学部校舎内学級で、親子食育教室を実施しました。本校の食育コーディネーターの鈴木睦美教諭を講師とし、児童3名、保護者3名が参加し、食べ物の働きと栄養、バランスの良い食事などについて学習しました。

 講話では、食べ物や料理のイラストカードを使ったワークを行いながら、食べ物が、その働きによって「主にエネルギーになるもの(黄色の仲間)」「主にからだをつくるもの(ピンクの仲間)」「主に体の調子を整えるもの(緑の仲間)」の3つに分類されること、「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせるとバランスの良い食事になることを学びました。

 バランスの良い食事を考えるワークでは、献立シートの「主食」「主菜」「副菜」の位置に、それぞれに合う料理カードを選んで置いていきました。「おいしそうだね。先生は何が好き?」「主食はご飯かな?麺かな?」「ハンバーグに合う副菜は何かな?」など、お父さん、お母さん、教師とやりとりしながらメニューを考えることができました。「ごはん、ミネストローネ、ハンバーグ」の洋食メニューや、主菜は同じハンバーグでも、「ごはん、ハンバーグ、豚汁、おひたし」の和風メニュー、副菜が2つある、野菜たっぷりのヘルシーメニューなど、それぞれ組み合わせが工夫された献立を立てることができました。

 講師による、包丁も火も使わない「簡単ピラフ」の調理のデモンストレーションも見ました。キッチンバサミを使ってウインナーを切ったり、電子レンジを使って加熱したりして、あっという間に完成!

 ミックスベジタブルも入って、栄養バランスも良く、そして何より、バターの香りのよいおいしいピラフを、教室に戻ってからそれぞれいただきました。「おいしいね。」「お家でも作れそうだね。」などの声も聞かれました。

 親子、教師とで楽しく学べた食育教室となりました。

    

 

   

えんそく

 

秋晴れの9月22日(水)に、鏡石町にある「岩瀬牧場」に遠足に行きました。9月の末の気温としては、少し高めでしたが、児童2名で元気に活動することができました。

 はじめは、岩瀬牧場のスタッフの方に作り方を教わりながら、「バター作り体験」をしました。最初に渡されたのは、プラスチックのボトルです。中に入っている液体は、実は「生クリーム」。これをたくさん振ることでバターに変化していきます。みんなで汗をかくほど一生懸命に振り、バターを作ることができました。出来上がったバターは、少し、塩を加え、クラッカーにつけて、いただきました。今まで食べたことがないほどの美味しいバターになりました。

 次に、牧場にいる動物たちへのえさやりをしました。牧場でえさをあげることができる動物は、山羊、ポニー、羊、うさぎ、モルモットです。お小遣いの中から、えさを買って動物たちにあげました。はじめは、食欲旺盛な動物たちにドキドキしましたが、優しく声をかけ、そっと手を差し伸べることができるようになると、動物たちも安心した様子で、たくさんえさを食べてくれるようになりました。なかなかできない体験は、とても楽しいものでした。

 二人乗り自転車体験もしました。周囲800mもある広いコースを二人乗り自転車で回りました。自転車をこぐのは大変でしたが、牧場の広大な景色を見ながら、顔にさわやかな風を感じて、心地よく走ることができました。

 昼食の前には、売店でお土産を買いました。「お母さんにはどれがいいかな?お兄ちゃんには、これかな。」と家族の顔を頭に浮かべながら、お土産を選んでいました。お土産を買った後は、楽しみにしていたお弁当とおやつ交換タイム。「お菓子3個もらったから、3個あげるね。」などと楽しくやりとりをしながら過ごすことができました。

 1日では、遊びきれないほど、元気に楽しく活動することができ、思い出いっぱいの遠足となりました。

 岩瀬牧場のスタッフの皆さん、バター作りのご指導や当日の活動場所の提供など、コロナの状況に配慮し、支援していただき本当にありがとうございました。

校外学習

 7月15日(木)、梅雨明けを感じる真っ青な空のもと、新型コロナ感染症対策に配慮をしながら、小学部5年生と6年生で「ムシテックワールド」へでかけました。

はじめに、「葉脈標本しおりづくり」を行いました。

葉っぱのつくりの学習では、葉脈に水を運ぶ道管、栄養を運びだす師管があることが分かりました。

しおりづくりでは、講師の先生の分かりやすく、そして丁寧な説明を聞きながら、ピンセットやブラシを使って上手に作ることができました。

次に、サイエンスショーで光の性質を利用した実験を楽しみました。色の三原色との違いについて、器具等を使い、視覚的に確認しながら、楽しく学ぶことができました。

続いて、水辺の昆虫たちについての映像を視聴しました。普段の生活で見る機会が少ない昆虫を見て、「ゲンゴロウ、かわいいね。家の近くにいるのかな?」と家の周りの環境へ興味がわいたようです。

おいしいお昼ご飯を食べ、最後の「なぜだろうランド」では、昆虫について、見たり、触れたり、昆虫になったつもりで、体感しながら学べるコーナーを一人一人が存分に楽しむことができました。

楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまい、帰りのバスの中では、「また、来ようね。」「今度は、家族で来ようかな。」と笑顔で話す姿がありました。

ムシテックワールドの職員の皆さん、様々な御配慮をいただき、ありがとうございました。

     

校外学習(コミュタン福島)

 梅雨晴れの6月25日(金)、小学部5学年児童が、三春町にある福島県環境創造センター「コミュタン福島」へ校外学習に行ってきました。スタッフの方に案内していただきながら、展示見学や実験、シアター鑑賞などを体験してきました。

 体験学習では、水をきれいにする仕組みについて、3つの実験を通して学習しました。泥水が腐葉土、礫、砂を通してきれいになる濾過の実験では、注いだ泥水がペットボトル内のそれぞれの層を通過して透明になっていく様子を注意深く観察するとともに、身近な山が濾過及び貯水の役割を果たしていることも学ぶことができました。

  次に、展示ブースの放射線ラボでは、放射線について教えていただきました。目には見えない放射線が飛ぶ様子を、特殊な装置を使って観察しました。放射線の種類によって性質や形の違うことを教えていただき、それぞれの放射線を見つけることができました。児童は、実際に自分の身の回りにそれらの放射線があるということに驚きながら観察していました。また、ゴミの分別方法についても、ゲームを通して楽しく学ぶことができました。また、施設内各所には、展示内容に関する情報サイトにリンクするためのQRコードが掲示されており、児童はそれらをiPadで読み取りながら、意欲的に見学することができました。

  環境創造シアターでは、放射線や、福島の四季の自然や祭りなどの様子、震災後の復興をテーマとした番組を鑑賞しました。365度全方向から飛び込んでくる映像と音声。その臨場感と迫力に児童は圧倒された様子でした。

 驚きと気付きがたくさんあった、有意義な校外学習となりました。今後の学習や生活に生かしていきたいと思います。

 丁寧に案内や説明をしてくださったコミュタン福島のスタッフの皆さん、ありがとうございました!

入学・進級おめでとう会

4月30日(金)、小学部では、「入学・進級おめでとう会」を行いました。

校舎内学級の児童3名が集まり、自己紹介をし合ったり、皆でゲームをしたりしました。

わかくさ学級の児童13名はビデオ映像により、家庭訪問学級の児童1名はリモートにより参加しました。

 

自己紹介では、それぞれ事前に練習をしたり、カードを作成したりして本番に臨み、自分の好きなことや得意なこと、今年1年間の目標や将来の夢などを自分のできる方法で発表しました。「漢字の学習をがんばりたい。」「掃除をがんばる。」「イラストレーターになりたい。」など、一人一人の決意ややる気が伝わる発表となりました。

「歌を歌うことが好き。」と発表した1年生は、「楽しいね」の歌を披露し、教師や友達から大きな拍手をもらいました。

 

1年生1名を含む、わかくさ学級児童のビデオ映像による自己紹介では、「〇〇さんと同じ1年生だね。」「歌が好きなのは〇〇さんと同じだね。」「大きくなったね。」「すてきな本だね。」などと校舎内の児童や教師とで話をしながら、一人一人の自己紹介や活動の様子を興味深く見ることができました。

 

家庭訪問学級の1年生のリモートによる自己紹介では、お互いが画面に映し出されると大きな歓声が上がりました。終始、画面にくぎづけで、自己紹介をし合ったり、「こいのぼり」の歌を歌ったりしました。画面越しのやりとりではありましたが、お互いの心の距離がぐっと縮まった楽しい時間となりました。

 

ゲームでは、積み木遊びゲームを行いました。友達や教師とペアになり、見本どおりに大きな積み木を積み上げていき、できたら二人揃って決めポーズ!皆で和気あいあいと、楽しく取り組むことができました。

 

これからも、感染症予防に努めながら、できる方法を工夫し、児童が活動を共有したり、お互いに学び合えたりできる機会を大切にしていきたいと思います。

 

改めて、17名の児童のみなさん、入学・進級おめでとうございます!

1年間、教師や友達と楽しく学習していきましょう。

いろいろなことにチャレンジし、目標に向かって頑張っていきましょう!