小学部

えんそく

 

秋晴れの9月22日(水)に、鏡石町にある「岩瀬牧場」に遠足に行きました。9月の末の気温としては、少し高めでしたが、児童2名で元気に活動することができました。

 はじめは、岩瀬牧場のスタッフの方に作り方を教わりながら、「バター作り体験」をしました。最初に渡されたのは、プラスチックのボトルです。中に入っている液体は、実は「生クリーム」。これをたくさん振ることでバターに変化していきます。みんなで汗をかくほど一生懸命に振り、バターを作ることができました。出来上がったバターは、少し、塩を加え、クラッカーにつけて、いただきました。今まで食べたことがないほどの美味しいバターになりました。

 次に、牧場にいる動物たちへのえさやりをしました。牧場でえさをあげることができる動物は、山羊、ポニー、羊、うさぎ、モルモットです。お小遣いの中から、えさを買って動物たちにあげました。はじめは、食欲旺盛な動物たちにドキドキしましたが、優しく声をかけ、そっと手を差し伸べることができるようになると、動物たちも安心した様子で、たくさんえさを食べてくれるようになりました。なかなかできない体験は、とても楽しいものでした。

 二人乗り自転車体験もしました。周囲800mもある広いコースを二人乗り自転車で回りました。自転車をこぐのは大変でしたが、牧場の広大な景色を見ながら、顔にさわやかな風を感じて、心地よく走ることができました。

 昼食の前には、売店でお土産を買いました。「お母さんにはどれがいいかな?お兄ちゃんには、これかな。」と家族の顔を頭に浮かべながら、お土産を選んでいました。お土産を買った後は、楽しみにしていたお弁当とおやつ交換タイム。「お菓子3個もらったから、3個あげるね。」などと楽しくやりとりをしながら過ごすことができました。

 1日では、遊びきれないほど、元気に楽しく活動することができ、思い出いっぱいの遠足となりました。

 岩瀬牧場のスタッフの皆さん、バター作りのご指導や当日の活動場所の提供など、コロナの状況に配慮し、支援していただき本当にありがとうございました。