小学部

小・中学部食育教室

 

 10月8日(木)に、小学部児童及び保護者、中学部3年生を対象に食育教室を実施しました。

 本校の食育コーディネーターを講師とし、食べ物の栄養や働き、バランスの良い食事、朝食の大切さなどについて学習しました。

  食べ物の栄養や働きについての学習では、食品を3つの食品群に分類する活動に取り組みました。提示された食品カードがどの食品群に入るのか、教師と相談したり、資料を見たりしながら、食品群ごとに色分けされたシートに正しく貼ることができました。

 また、バランスのよい食事についての学習では、料理カードや献立シートを使って、こどもたち同士や親子で、または教師と一緒に、主食、主菜、副菜のバランスのとれた献立を考えました。「ごはんとラーメンの組み合わせは主食が多すぎるね。」「主菜のハンバーグが洋風だから、副菜の汁物はスープがいいかな。」などと和気あいあいと話をしながら、主食、主菜、副菜となる料理カードを選んで献立シートに対応させ、バランスの良いオリジナル献立を考えることができました。

  講師によるスムージー作りのデモンストレーションも行いました。ミキサーにバナナ、冷凍のブルーベリー、牛乳を入れたあと、児童生徒の代表がスタートボタンをオン!あっという間に出来上がった淡い紫色のスムージーを皆で試飲しました。

 包丁いらずで手間もかからず、栄養もバランスよく含まれているので、朝食におすすめです!便秘解消の効果もあります。

  話を聞くだけでなく、カードなどを操作して考えたり、話し合ったりする活動や試飲などの体験を通して、自分の日頃の食生活を振り返りながら楽しく学ぶことができました。

児童生徒からは、「朝食の働きについてよく分かりました。」「明日からは朝食をしっかりと食べたいと思います。」などの声が聞かれました。

今回の学習をこれからの生活の中でも生かせるよう、支援していきたいと思います。