9月20日(金) 小学部遠足
小学部校舎全学年で、カルチャーパークに遠足に行きました。
「何に乗ろうかな。」「おやつは何を持って行こうかな。」と行く前から楽しみにしていた子どもたち。
カルチャーパークにでは、乗りたい乗り物を自分で選び、友達や教師と乗って楽しみました。気に入った乗り物に何度も乗ったり、動きの激しい乗り物にチャレンジしたりしながら、たくさん乗り物で遊びました。
途中で急に雨が降り、少し早い昼食になりましたが、おうちから持ってきたお弁当をゆっくり味わいながら食べました。食後には、持ってきたおやつを見せ合ったり交換したりしながら、みんなで楽しい時間を過ごしました。
9月10日(火) 小学部親子保健教室
小学部では、校舎内学級児童と保護者を対象とし、親子保健教室を実施しました。
今年度は、本校のスクールカウンセラーの冨森崇先生を講師として、「身体アプローチでリラックス」をテーマに実施しました。
初めに、保護者の方を対象にして身体アプローチの効果と方法について講話を聞きました。日本人は、触れることが苦手であり、新型コロナ感染症の影響もあってますますその機会が減っているというお話やスキンシップにより心身ともに不安や緊張などから解放されてリラックスすることができること、人間関係が良くなっていく効果や血流が上がることで姿勢が良くなるといった効果について教えていただきました。さらに、タッピングタッチや療育整体といった身体アプローチの方法についても具体的に教えていただきました。
講話のあとは、子どもたちも入室し、保護者と一緒に実際に身体アプローチを体験しました。マットの上に横になり、頬や頭を指の腹で「ポンポンポンポン」と軽く叩くように触れていきます。初めは気恥ずかしさとくすぐったさから動いてしまう子どもたちでしたが、気持ち良さを感じると静かに横になっていました。普段、体や顔に力を入れすぎている私たちですが、触れ合うことの心地よさとリラックスする気持ち良さを体験することができた貴重な時間となりました。
6月20日(木)に「パン工房ふるかわ」と「まるまつ」に校外学習に行きました。
「パン工房ふるかわ」では、パン屋の仕事について教えていただき、仕事を体験してきました。「楽しかった。」だけでなく、「大変だった。」という声も聞かれ、働くことについて考えることができました。「まるまつ」では、自分で好きなメニューを決め、友達や教師と一緒に楽しく会食をしてきました。みんなで食べる蕎麦はとてもおいしかったです。スクールバスや徒歩で須賀川の町を周り、町のことについて知る機会となりました。
行事
6月14日(金)に小学部運動会を行いました。
「たのしくGO!げんきにGO!えがおでGO!」のスローガンのもと、個人競技、親子競技、バルーンダンスなどを行いました。今年は福島病院内で学習しているわかくさ学級の友達とオンラインでつながって、友達の頑張っている様子をビデオで見たり、一緒に「ゴーゴーゴー」の歌を歌ったりしました。直接会って一緒に活動はできませんでしたが、お互いを知る良い機会になりました。どの競技でも応援の声が飛び交い、ゴールした際にはみんなでハイタッチをしたり、大きな拍手をもらったりして、子どもたちのうれしそうな顔が多くの場面で見られました。子どもたちも保護者の方々も教員も、最後まで元気に、笑顔いっぱいの楽しい運動会になりました。
小学部では、4月にわかくさ学級に1名の入学生を迎え、12名の児童が毎日元気に学校生活を送っています。少しずつ新しい生活に慣れてきた5月2日、「入学・進級おめでとう会」を行いました。
「自己紹介をしよう」のコーナーでは、事前に制作した自己紹介カードを使って、好きなことや得意なこと、今年の学習で楽しみなこと、がんばることなどを発表しました。わかくさ学級の児童は、今年度も事前に撮影した動画による発表となりました。少し緊張しながらも一生懸命声を出して発表したり、スイッチを押して、「自己紹介を始めます。」と挨拶したりとそれぞれの方法で、自己紹介をすることができました。
「なかよくなろう」のコーナーでは、須賀川支援学校小学部恒例の「ボッチャ」をしました。校長先生チーム、教頭先生チームと分かれ、対戦しました。昨年度も対戦したボッチャなので、「0点。残念。」、「3点。やったあ。」などと盛り上がりました。負けたチームも「おめでとう。」と相手チームを称え、楽しく取り組むことができました。
上級生が下級生を優しく気遣ったり、下級生が上級生の隣に座って一緒にゲームに取り組んだりと優しいかかわり合いも見ることのできたおめでとう会となりました。これからも日々の学習や行事を通して、さらにかかわりを深めながら生活できればと思います。
3月6日(水)に校舎小学部合同で「がんばったね会」を行いました。
3・4年生が司会進行を務め、少し緊張しながら丁寧に進行してくれました。1年生は、初めてのがんばったね会でしたが、これまでも学部合同の学習に楽しく参加していたので、静かに話を聞くことができました。
はじめは、1年間の思い出発表をしました。3・4年生は、スライドで、思い出を振り返りました。笑い声が聞こえてくるような笑顔の写真や動画がたくさんありました。さらに、一人一人自分の1年間の思い出をマイクを持って堂々と発表することができました。1年生は、思い出の写真ベスト3をホワイトボードに貼って発表しました。また、1年生が大好きな絵本の紹介をすることもできました。楽しい本なので、みんなが笑顔になりました。
次にボッチャを行いました。事前に練習をしておいたので、みんなやる気満々でした。2つのチームに分かれて対戦しました。的の真ん中の白ボールに当たれば3点、内側の赤い枠は、2点、外側の白い枠は、1点です。それぞれ的を狙って、「せーの、コロコロボール!」と勢いよく転がしました。「やったあ。3点!」、「残念。1点。」などと一喜一憂しながら楽しくゲームをすることができました。
小学部の児童がそれぞれできることや分かることを生かして発表やゲームに取り組むことができました。1年間のまとめとして、とても楽しいがんばったね会となりました。来年度も力を合わせて元気にがんばりましょう。
小学部では2月2日(金)、「豆まき会」を行いました。会場には、各自が作った作品が飾られ、楽しい雰囲気の中ではじまりました。はじめに、「こんやは まめまき おにはそと」という紙芝居を見ました。かわいいたぬきの「たぬきち」が、けがをしたおばあちゃんの家に豆を届けるお話です。途中、ちょっぴりこわくなってしまったたぬきちに向かって、♪おにはそと ふくはうち ぱらっぱらっ ぱらっ ぱらっ まめのおと おには こっそり にげていく♪と元気に歌を歌って応援しました。次に、新聞紙を丸めた新聞豆を使って豆まきをしました。「おには、そと。ふくはうち!」と言いながら的の鬼をめがけて投げたり、自分の心の中にいる鬼を発表し、それを追い払うことを願って、新聞豆を投げたりしました。
とても楽しい会となりました。今年も元気に過ごせますね。
小学部「お楽しみ会」
小学部では、12月12日(火)に、お楽しみ会を行いました。毎年、阿武隈小学校の特別支援学級のみなさんが来校し、一緒に行ってい ましたが、感染症対策のため、昨年度に引き続き、本校の児童のみで行いました。阿武隈小学校のみなさんには、クリスマスの飾りを協力して制作し、お届けしました。阿武隈小学校のみなさんからは、素敵なクリスマスカードやアイロンビーズのキーホルダーなどを頂きました。
お楽しみ会に向けて、それぞれの学級で進行係の仕事の準備や出し物発表に向けての準備をしました。司会の3・4年生は、交代しながら上手に進行することができました。1年生は、3・4年生と一緒にクリスマスツリーの飾り付けをしました。たくさんの飾りが付き、ツリーがにぎやかになりました。
学級ごとに行った出し物では、はじめに3・4年生がパネルシアターで「もりのクリスマス」の劇発表をしました。サンタクロースが森の動物たちにプレゼントを贈るという物語です。児童が歌にのせながら、パネルを貼り、緊張しながらも台詞を話したり、歌に合わせて踊ったりと楽しく発表することができました。1年生は、「おめでとうクリスマス」の曲に合わせて、飾りのないホワイトボードのツリーの枠にクリスマスの飾りの絵を貼る「ぺったんクリスマス」の発表をしました。歌に合わせて順番に飾りを貼っていき、最後に星の飾りを貼って、かわいいクリスマスツリーが完成しました。さらに、出し物の後には、みんなでジングルベルのダンスをしました。輪になり、音楽に合わせて回ったり、体を揺らしたりと盛り上がりました。
ダンスで盛り上がっていると、どこからか鈴の音が聞こえ、サンタクロースとトナカイがやってきました。初めてサンタクロースに会う児童は、少し緊張していたようですが、優しく声をかけてもらい、少しずつ慣れてきました。サンタクロースから一人ずつ素敵なプレゼントをもらい、みんな、大喜びでした。「ありがとう。サンタさん、来年も来てね。」と名残惜しい気持ちになりましたが、みんなで見送りました。
来年こそは、阿武隈小学校のみなさんと一緒にできることを願っています。
11月24日(金)と12月1日(金)に小学部児童が校外学習で須賀川市民交流センター「tette」内にある中央図書館に行ってきました。
最初に司書の方に絵本の読み聞かせをしていただきました。食べ物や動物など児童が好きな題材から絵本を選んでいただいたり、大型絵本で物語の世界を伝えていただいたりなど、児童は楽しく興味をもってお話を聞くことができました。さらに、児童の質問にも丁寧に分かりやすく答えていただきました。読み聞かせの後は、教師と一緒に館内を散策したり、気になった本を手に取って読んだり、おすすめの本を探したりするなど、それぞれ教師や友だちとやりとりしながら、好きな本を選ぶことができました。また、受付で本を借りる際は、職員さんと話をした り、受付に利用カードを渡したりするなど、利用の仕方について学ぶこともできました。学校に着くと、早速自分で読んだり、教師に読んでもらったりするなど、絵本を繰り返し楽しむ様子が見られました。
1年生は、みんなで出かける初めての校外学習でしたが、約束を守りながら、楽しく活動することができました。また、3・4年生は、本の楽しさや面白さを改めて感じるとともに、公共施設の使い方、公共の場でのマナーについて学ぶことができました。
須賀川中央図書館のみなさん、お忙しい中読み聞かせや丁寧な案内をしていただきありがとうございました。
11月20日(月)、芦田塚町内会あおぞら会の方と、ミニ交流会を行いました。
あおぞら会の皆様とは、年に1回、ボッチャや歌などを一緒に楽しむ交流会を行っていましたが、ここ数年は新型コロナウイルス感染症の感染状況により、お手紙などをお届けする間接的な交流をさせていただいていました。先日、代表児童が手紙や手作りのしおりを届けに伺ったところ、会長様ご夫婦がその御礼にと、この度来校してくださいました。
あおぞら会の皆様のご厚意により、小学部児童全員に素敵なプレゼントもいただき、児童は大変喜んでいました。終始和やかな雰囲気の中、児童は少し恥ずかしそうにしながらも、自己紹介をしたり、手をつないで「さんぽ」の歌を歌ったりと、短い間でしたが、あおぞら会の皆様と楽しい時間を過ごすことができました。
また、会長さんから子どもたちへ「生まれてきてくれてありがとう」「芦田塚の学校に通ってくれてありがとう」との心温まるメッセージを頂き、職員も含めて大変感激いたしました。私たち須賀川支援学校が、会長様はじめ、あおぞら会、そして地域の皆様に温かく見守られていることを改めて感じることができました。
あおぞら会の皆様、お忙しい中御来校いただきまして、本当にありがとうございました。来年度またお会いし、一緒に活動できることを楽しみにしております。