5月2日(火)、3学年の生徒は福島市に行ってきました。朝、後輩や教師たちから盛大に見送られ、まずはスクールバスで須賀川駅へ。駅では、券売機で切符を一人一人が購入し、次は在来線に乗車し郡山駅へ。一度改札を出て、再び券売機の前へ。友達が見守る中、代表の生徒がガイダンスに従いながら券売機を操作し、郡山―福島間の往復乗車券・特急券を購入、その後それぞれが切符を2枚重ねて改札を通り、乗る新幹線の番線や号車を確認し、無事乗車することができました。
福島駅に到着後は、東・西口のお店を見て買い物をしたり、レストランでそれぞれが注文し、昼食をとったりするなど、自分で考えながら行動することができました。
初めての新幹線乗車、初めての福島市訪問という生徒もいましたが、教師の説明をよく聞いて、全員落ち着いて行動し、無事学校に到着することができました。今後はこの経験をもとに、今月24日からの修学旅行に向けて、さらに事前の学習を進めていきたいと思います。
1月27日(金)中学部弁論大会を実施しました。興味のあること、日頃感じていること、社会で話題になっていることなど、生徒それぞれがテーマを考えこの日に向けて原稿を作成しました。声の大きさや話す速度、間の取り方など、発表時に気を付ける点についても練習を重ねました。
当日は緊張感のある中、自分の思いが相手に伝わるようにと一生懸命に発表することができました。また弁論大会の準備をしていく中で、原稿を書くことの難しさや発表の大変さを一人一人が感じていたため、友達の発表も真剣に聞こうという気持ちが生まれたようです。友達の発表の良いところを見つけ、感想用紙にしっかりと記入することができました。お互いの理解をさらに深める機会となりました。
12月6日(火)小雪がちらつく日、須賀川市立小塩江中学校との交流会が同校体育館で行われました。今回は、本校舎に残っている生徒とのリモートによる交流も同時に実施しました。
近年は年1回の交流会ですが、生徒たちはこの日を心待ちにしていました。小塩江中学校の生徒さんたちは、生徒会を中心に本校生と楽しく交流ができるよう、沢山のゲームや小道具を用意してくれました。
開会式後、赤・青・黄の3つのチームに分かれ、それぞれのグループ内で自己紹介をしていくうちに、互いの緊張感が徐々にほぐれていきました。最初の「噴火ゲーム」は、長い縦型の透明な筒の中に色とりどりの風船があり、筒の下から協力して団扇であおぎ、筒から風船を何個出したかを競うゲームでした。筒の途中で風船が詰まり、必死にあおいでもなかなか筒から出ず、知恵と体力を要するゲームでした。
他にも「シャトル投げ」や「ジェスチャーゲーム」、「ボール運びリレー」も行いました。チーム毎に行った「ジェスチャーゲーム」では、後ろの人から先頭の人へとジェスチャーでつなげていくにつれ、いつの間にか動きが変わり、全く違うものに変わってしまう・・・といった予想外の場面も、和やかな空気を作りました。
小塩江中の生徒たちは、皆優しく親切で、本校の生徒の名前を積極的に呼んでくれるなどの心配りのできる生徒たちばかりでした。お互いを理解し、認め合い、一層交流を深めることができました。
10月29日(土)にさわやかな青空の下、秋桜祭が行われました。今年度は、高等部・わかくさと会場は分かれての発表となりました。しかし、須賀川支援学校の皆の心は強い絆でつながっています。お互いの会場での成功を祈りながら、ステージ発表が始まりました。
小学部の発表は「ゆめ でんしゃでGO!」 お客様は、夢の電車に乗って子どもたちのがんばりと笑顔を楽しむ素敵な旅を心から満喫することができました。
中学部の発表は劇・合唱・ダンスの3幕構成の「輝け!はばたけ!ぼくらの願い」17人の力が1つになって素晴らしいステージを作り上げることができました。
お客様からの惜しみない拍手をいただき、最高の笑顔で秋桜祭を締めくくることができました。
9月21日に小中学部児童生徒会役員選挙が執り行われました。
立会演説会では、立候補者は緊張しながらも、よりよい学校生活に対する思いや考えを自分の言葉で力強く表明し、有権者である児童生徒も真剣に演説を聞いていました。
投票では、今年度も須賀川市の選挙管理委員会からお借りした記載台と投票箱を使用し、実際の選挙の雰囲気を味わいながらの粛々とした選挙となりました。
わかくさ学級では、病棟内での個別学習の中で、立候補者のあいさつを動画で視聴し、期日前投票を行いました。
10月29日(土)の秋桜祭に向けて、中学部全学年の生徒が一丸になり、ステージ発表の練習に取り組んでいます。内容についてはネタバレになってしまうので、詳しくは未だお伝えできませんが、笑いあり涙ありの感動的なステージ発表となっております。当日をお楽しみに、今しばらくお待ちください。
9月28日(水)、中学部の3年生4名で校門から駐車場内の草むしりをしました。
天候にも恵まれた中、学校をきれいにしようと集中して草むしりに取り組みました。アスファルトやインターロッキングの間から生えてくる小さな雑草を抜くのには、指先に力も入りました。短い時間でしたが、すっきりときれいな敷地になりました。
7月7日(木)、いわせ老人福祉センターディサービスの利用者さんたちと交流を行いました。コロナ禍の中、今年もオンラインでの交流となりました。
この日のために、生徒全員それぞれの願いを込めた短冊を書き、さらに各学年で役割分担をして笹飾りを作ったり、出題するクイズやジェスチャーゲームを考えたりするなど、2週間準備を重ねてきました。
当日は、モニター越しの交流になりましたが、生徒会長の司会で進め、副会長の始まりのあいさつの後、学年毎一人ずつモニター画面に向かって自己紹介をしました。
前半は、2学年によるクイズの難問にも利用者さんは正解を連発、さらには3学年のジェスチャーゲームでも長年の経験からか次々に回答が飛び出し、大いに盛り上がりました。
後半は、いわせディサービスさんと「シャボン玉」を一緒に歌い、体操をしました。最後に、きれいに飾った笹飾りをプレゼントし、生徒3名から交流の感想と、いわせディサービス利用者さんの代表の方からも、今日の交流を楽しみに待っていたと温かいお言葉をいただきました。短い時間ではありましたが、事後学習ではいわせディサービス利用者さんたちへのお礼の手紙を書きました。生徒たちは「緊張したけど楽しかった」「来年も交流をやりたい」「長生きしてほしい」といった意見と感想も出ました。来年は対面で交流できることを楽しみにしています。
2年生のクイズ
3年生のジェスチャーゲーム
いわせデイサービス利用者さんたちの「シャボン玉」の歌に合わせて体操をしました。