学校紹介 [中学部]
小・中学部校外学習「大安場史跡公園」
12月17日(木)に、校舎中学部では郡山市の大安場史跡公園に行ってきました。ガイダンス施設内では、大安場古墳の発見までの短編映画を鑑賞後、展示室の土器などを見学。発掘された土器で、完全な形でなく小さなかけらでも、他に見られない珍しく希少価値のあるものは重要文化財に指定されることも学びました。また、体験活動の「土器の拓本作り」と「石器で切り絵」では、指導員の方の話をよく聞き、集中して活動に取り組む姿が見られました。墨の付け加減や小さな石器(黒曜石・頁岩)で紙を切ることの難しさを感じながらも、作品を完成させることができ、みんな満足気でした。屋外施設では、東北地方最大という”前方後方墳”に登り、実際の大きさや高さに驚嘆していました。翌日の事後学習では、写真を見たり体験活動の作品を鑑賞したりしながら、校外学習を振り返りました。「土器にドキドキ!」「古墳にコーフン!」、歴史についての関心を深め、縄文人への想いを馳せることができた楽しい校外学習となりました。
中学部職場体験活動・校内実習報告会
12月9日(水)に職場体験活動と校内実習の報告会を行いました。校内実習の報告では、出来高表を提示しながら1週間の実習でがんばったことを発表しました。職場体験活動の報告では、「緊張したけど楽しかった。」「笑顔を大切にすることがわかった。」「店の裏方の仕事が分かった。」など、体験中に感じたことを振り返り、一人一人発表することができました。報告会を通して、進路について改めて考える機会となりました。
中学部校内実習
中学部1・2・3年2組の3名は、11月30日(月)~12月4日(金)の5日間、校内実習を行いました。保護者の方や教員から注文を受け、アイロンビーズ製のペン立て作りを行いました。「時間を守る。」「言葉遣いに気を付ける。」「身だしなみに気を付ける。」「あいさつ・返事・報告をする。」等の目標を立てて臨み、普段の作業学習よりも長い時間でしたが、目標を意識して自分から取り組むことができました。
中学部職場体験学習
11月24日(火)から25日(水)の期間に中学1年生から3年生の10名は地域の企業や公共施設等で職場体験を行いました。実際に職場での仕事を体験することで働くことの大変さを感じるとともに、普段の学校生活とは違った楽しさや仕事の裏側を知る機会となりました。体験後は「笑顔でいることの大切さがわかった。」「アルバイトをしてみたい。」等と感想が出ており、働くことに対するイメージや自分の進路について考える貴重な機会となりました。
中学部 小塩江中学校との交流及び共同学習
12月8日(火)に小塩江中学校を訪問し、グループに分かれてゲームをして交流しました。「新聞ぽん」では、投げる順番を相談してから、ゲームがスタートしました。自分のチームの箱に入らず、苦戦する生徒もいましたが、小塩江中学校の生徒と協力しながら、頑張ることができました。「ジェスチャーリレー」では、お題をもとにグループそれぞれが個性あふれる動きをして、盛り上がりました。「〇×クイズ」や「私は誰でしょうクイズ」では、話し合ったり、考えを共有したりして正解を導くことができました。ゲームに取り組む中で、緊張がほぐれ、楽しい時間を共有することができました。
中学部 修学旅行
11月12日(木)~13日(金)に、校舎中学部3年生6名はいわき方面に修学旅行に行ってきました。
初日の「石炭化石館ほるる」では、古代の生き物の化石を見たり触れたりしながら、生物の進化について学習を深めました。昔の人々の生活や常磐炭鉱の歴史も学び、現代のエネルギー問題などにも関心をもつことができました。また、「スパリゾートハワイアンズ」では、常磐炭鉱閉山後のいわき市の地域おこしや発展の経緯について知ったり、本格的なダンサーのフラダンスショーやファイヤーショーを見たりと、貴重な経験をすることができました。男子生徒はたくさんの大きなプールやスライダーを楽しみ、女子生徒はハワイ雑貨やインテリアのお店を一緒に見て歩き、友達同士の交流も深めることができました。
2日目の「アクアマリンふくしま」では、貴重な生き物たちを間近に見たり、家族へのお土産を買ったりとそれぞれ楽しむことができました。昼食は教師と相談しながら生徒たち自身で考えて選び、いわきの海鮮やオムライスやパスタなど、思い思いにおいしいものを食べることができました。
新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、日程や内容など当初の予定とは変更になった修学旅行でしたが、2日間とも天候にも恵まれ、6人全員で参加することができ、楽しい思い出を作ってくることができました。
小・中学部 児童生徒会役員改選選挙
9月23日(水)、小学部4年生以上、中学部全学年の児童生徒で、児童生徒会役員改選選挙を行いました。
今年度は会長職へ1名、副会長職へ2名立候補し、活発な選挙戦となりました。立候補者は、立会演説会で「元気なあいさつをして、明るい須賀川支援学校にしたい。」など、自分の考えを堂々と述べていました。
今年度も、須賀川市の選挙管理委員会から、選挙で実際に使用する記載台と投票箱をお借りしました。演説後の投票では、選挙管理委員会の生徒から投票用紙を受け取り、記載台で記入した後、投票箱に入れるという、本物の選挙に近い体験をすることができました。
中学部宿泊学習
9月17日(木)~18日(金)の2日間、中学部1、2年生が磐梯青少年交流の家で宿泊学習を行いました。両日とも、晴天に恵まれました。
1日目は雄大な自然の中で、オリエンテーリングを行いました。夜はキャンプファイヤーを行い、イントロゲームやダンスでとても楽しい時間を過ごすことができました。 2日目は野外炊飯を行いました。今回は初めてのメニュー「焼肉」でした。火を点けたり、薪でご飯を炊いたりと普段の生活とは違う体験ができました。大自然の中で逞しく成長しました。
「水泳教室」
小中学部の水泳教室は7月10日(金)と9月1日(火)の2日間、鏡石町民プール「すいすい」で行いました。
1回目、2回目と回が進むにつれ、水に慣れ、個々の目標に向けた学習ができました。バタ足やクロールの手のかき方の練習では、何度も友達と確認し合いながら取り組む姿が見られました。以前より泳げるようになった児童生徒もおり、学部を越えて競争する姿もありました。また、流れるプールでは、大きなフロートマットに乗り、水をかけ合いながら鬼ごっこを楽しみました。
大きなプールで一人一人が十分に体を動かすことができた水泳教室になりました。
対面式
4月10日(金)3校時に体育館で中学部の新入生と在校生の対面式が行われました。
2・3年生は、新入生を迎え入れるため、4月8日(水)の5・6校時に招待状や飾りづくりに取り組みました。新たな仲間を迎え入れるため、一人一人の役割に責任をもち、丁寧に制作活動に取り組むことができました。
対面式当日は、自己紹介やさいころゲームを行いました。さいころに書かれている「特技」「みんなに一言」等の中から、出た目の質問事項を、一人ずつ紹介していきました。中学部の仲間たちの新たな一面を知る機会となり、新入生と在校生の交流を深めることができました。
小・中学部校外学習「まほろんへ行こう」
12月18日(木)に校舎の小学部と中学部合同で白河市にある福島県文化財センター白河館「まほろん」へ行ってきました。学校へ来てくれる「おでかけまほろん」は何度か体験した生徒もいましたが、ほとんどの児童生徒たちははじめて「まほろん」へ行きました。最初に館内を見学しながら学芸員の方から縄文時代などの昔の生活について説明していただいた後、「ミニはにわづくり」と「火おこし」の体験をさせていただきました。
「はにわづくり」では、腕や鼻を取り付けるのに苦労しながらも一人一人、表情の違う個性的な「はにわ」を作って持ち帰ることができました。また、「火おこし」体験では、友達と協力しながら挑戦し、火をつけることに成功した人もいました。「まほろん」の職員から昔の生活で使った道具についての話も聞くことができ、学校ではなかなか体験できない活動を楽しみながら学ぶことができました。