小学部

2021年10月の記事一覧

小学部親子食育教室

 10月6日(水)、小学部校舎内学級で、親子食育教室を実施しました。本校の食育コーディネーターの鈴木睦美教諭を講師とし、児童3名、保護者3名が参加し、食べ物の働きと栄養、バランスの良い食事などについて学習しました。

 講話では、食べ物や料理のイラストカードを使ったワークを行いながら、食べ物が、その働きによって「主にエネルギーになるもの(黄色の仲間)」「主にからだをつくるもの(ピンクの仲間)」「主に体の調子を整えるもの(緑の仲間)」の3つに分類されること、「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせるとバランスの良い食事になることを学びました。

 バランスの良い食事を考えるワークでは、献立シートの「主食」「主菜」「副菜」の位置に、それぞれに合う料理カードを選んで置いていきました。「おいしそうだね。先生は何が好き?」「主食はご飯かな?麺かな?」「ハンバーグに合う副菜は何かな?」など、お父さん、お母さん、教師とやりとりしながらメニューを考えることができました。「ごはん、ミネストローネ、ハンバーグ」の洋食メニューや、主菜は同じハンバーグでも、「ごはん、ハンバーグ、豚汁、おひたし」の和風メニュー、副菜が2つある、野菜たっぷりのヘルシーメニューなど、それぞれ組み合わせが工夫された献立を立てることができました。

 講師による、包丁も火も使わない「簡単ピラフ」の調理のデモンストレーションも見ました。キッチンバサミを使ってウインナーを切ったり、電子レンジを使って加熱したりして、あっという間に完成!

 ミックスベジタブルも入って、栄養バランスも良く、そして何より、バターの香りのよいおいしいピラフを、教室に戻ってからそれぞれいただきました。「おいしいね。」「お家でも作れそうだね。」などの声も聞かれました。

 親子、教師とで楽しく学べた食育教室となりました。

    

 

   

えんそく

 

秋晴れの9月22日(水)に、鏡石町にある「岩瀬牧場」に遠足に行きました。9月の末の気温としては、少し高めでしたが、児童2名で元気に活動することができました。

 はじめは、岩瀬牧場のスタッフの方に作り方を教わりながら、「バター作り体験」をしました。最初に渡されたのは、プラスチックのボトルです。中に入っている液体は、実は「生クリーム」。これをたくさん振ることでバターに変化していきます。みんなで汗をかくほど一生懸命に振り、バターを作ることができました。出来上がったバターは、少し、塩を加え、クラッカーにつけて、いただきました。今まで食べたことがないほどの美味しいバターになりました。

 次に、牧場にいる動物たちへのえさやりをしました。牧場でえさをあげることができる動物は、山羊、ポニー、羊、うさぎ、モルモットです。お小遣いの中から、えさを買って動物たちにあげました。はじめは、食欲旺盛な動物たちにドキドキしましたが、優しく声をかけ、そっと手を差し伸べることができるようになると、動物たちも安心した様子で、たくさんえさを食べてくれるようになりました。なかなかできない体験は、とても楽しいものでした。

 二人乗り自転車体験もしました。周囲800mもある広いコースを二人乗り自転車で回りました。自転車をこぐのは大変でしたが、牧場の広大な景色を見ながら、顔にさわやかな風を感じて、心地よく走ることができました。

 昼食の前には、売店でお土産を買いました。「お母さんにはどれがいいかな?お兄ちゃんには、これかな。」と家族の顔を頭に浮かべながら、お土産を選んでいました。お土産を買った後は、楽しみにしていたお弁当とおやつ交換タイム。「お菓子3個もらったから、3個あげるね。」などと楽しくやりとりをしながら過ごすことができました。

 1日では、遊びきれないほど、元気に楽しく活動することができ、思い出いっぱいの遠足となりました。

 岩瀬牧場のスタッフの皆さん、バター作りのご指導や当日の活動場所の提供など、コロナの状況に配慮し、支援していただき本当にありがとうございました。